セット2 |
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戦闘終了まで防御力が20%アップする。 |
セット4 |
戦闘中、召喚体を除く敵1体につき物理/魔法抵抗が6%アップし、敵が戦闘不能になるたびに「赤い花」によって自身のHPを20%回復する。 |
『セラーー彼らが私を殺す際、取り憑かれたように叫んだ一言』
古の中間エリアで孤児として生まれたセラは、呪術を信奉する宗教団体「巡礼者」の手で育てられた。
セラは生まれ持った術の力と予知能力によって信者から崇められたが、14歳になる年に初めて授かった啓示を口に出した瞬間、恐怖に囚われた彼らによって、審判の日のための生け贄として捧げられることとなった。その啓示とは「塔の外から来た赤い悪鬼」に信者たちが無残に虐殺されるという内容だった。
そして審判の日・・・セラはこれまで家族のように接してきた信者たちが狂気に包まれ、自身の処刑を執り行う光景を目の当たりにする。心臓を突き刺された苦痛と、彼らの裏切りに対する燃え上がるような想いの中で、死にゆくセラは古より禁じられし呪術を習得した。そして、謎の存在がこれに応じる。
『父よ、我が肉体を持って彼の者らの四肢を引き裂き、我が魂をもって彼の者らを最も古き地獄へと導き、我が運命を持ってこの歴史を滅ぼしたまえ』
こうして彼女の「啓示」は実現してしまったのだった。
血の海と化した神殿で、その場にいたすべての人間を生け贄として捧げたセラの思念は行き場を失い、生前自らを刺した短刀に宿った。もはやセラに過去の記憶はなく、純粋に精製された殺意と悪意だけがそこに残った。
そして武器と化した呪いの悪鬼は、廃墟と化した神殿で最初の主を待つのだった。
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